鍋島

鍋島焼とは、

江戸時代、おもに大川内山で、佐賀藩(通称、鍋島藩)が焼いていたやきものが鍋島(鍋島焼)です。
まず1650年代に有田町の岩谷川内でつくられた製品が徳川将軍家へ献上されるようになり、その後1660年代ごろには大川内山の日峰社下窯でつくられた製品が献上されるようになりました。延宝年間(1673~1680年)ごろに大川内山で鍋島藩窯の組織や制度が確立し、献上品の製作が本格化したと考えられています。明治3年(1870年)に鍋島藩窯が廃止されるまで作られました。
 
鍋島は将軍家への献上、幕府の重臣や他藩の大名などへの贈り物、鍋島家が普段使うためだけに、鍋島藩の窯で作りました。
 
鍋島藩は鍋島を贈り物にしたために、外様大名であったにもかかわらず、江戸時代を通じて取りつぶしや領地替えをさせられることはなかったといわれます。
鍋島は日本一の「やきもの」とされていたので、贈られた将軍は大変喜んだのではないでしょうか。

 

 

 

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